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日中友好後楽会
現代中国の美術展を終えて
「中国第10回全国美術展受賞優秀作品による 現代中国の美術展」(会期:2006年5月20日~7月2日)の東京展が日中友好会館で開催された。本展は、中国最大規模の公募美術展「中国第10回全国美術展」の受賞作品597点の中から厳選した中国画、油彩画、水彩画、版画、漆絵、年画、連環画、漫画の作品95点を展覧するもの。当会館での展覧は、茨城、新潟での巡回を経て第3番目にあたる。開幕式は大勢のマスコミ・美術関係者でにぎわったほか、総来場客数も4000名近くにのぼり、日本における中国現代美術に対する関心の高まりをうかがわせた。
本展開幕の際には中国美術家協会より、日中友好会館大賞受賞画家2名を含む代表団が来日した。開幕翌日には「現代中国美術界における中国画と油絵の動向」をテーマに講演会を開催し、同協会副秘書長陶勤氏による作品解説を行うと同時に、画家2氏が自作を紹介し来場客と質疑応答を交わす場を設けた。
また、会場を訪れた来場客からは「作品から中国の勢いや底力が伝わってきて、圧倒された」「技術力の高さやスケールの大きさに驚いた」「実際に中国を訪れてみたくなった」と感嘆する声があがり、会期を通して数多くの高い評価と感動の声を頂戴した。さらに、首都圏以外の遠方から、あるいは、前期展・後期展と複数回足を運ぶ熱心な来場客も少なくなかった。なお、本展は福岡アジア美術館(会期:9月16日~10月29日)に巡回する。
(文化事業部)
「モナ・リザ―微笑のデザイン」は
連日じっくり鑑賞する来客者が多かった
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