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後楽会6月談話会
講師の凡さんは、武漢大学簡帛研究センターの博士研究生をされ、現在は早稲田大学文学学術院
文学研究科にて歴史文献学を研究しています。談話会では、20世紀以降に出土された簡帛(竹簡木
簡と絹布)の文献の書について主に話してもらいました。甲骨文字や金文文字などの古代の書体から
今の漢字になる変遷についてや、印・陶器・玉器・石刻などの書の媒体についてなど、画像を見ながら
専門的な話を分かりやすく説明してくれました。現代の中国は簡体字ですが、これまでの漢字の変遷
を見ていると、将来、字体はまだまだ変化していくかもしれません。字について、じっくり考えるよい機会
でした。
講師の凡国棟さん(右)と
通訳の陸晩霞さん
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