公益財団法人 日中友好会館 JAPAN-CHINA FRIENDSHIP CENTER
サイトマップ
トップ 催事案内 活動記録 施設案内 会館概要 業務案内 リンク集
  TOP  >  活動記録  >  総合交流部  >  青少年交流報告
バックナンバー
総合交流部
  平成22年度日中次世代幹部交流訪日団第2陣 団員の感想  
 


Q1: 専門分野の交流、視察はいかがでしたか?

Q2: その他、どのような感想を持たれましたか?



Q1:
  日本は省エネ・環境保全および経済発展のモデル構築において、多大な努力をして大きな成果を挙げ、貴重な経験を積み上げてきた。その経験は大いに見習うべきだと思う。また省エネと環境保全のPRはよくできていて、すべての見学スポットでは、専任スタッフが応対し、解説してくれて、分かりやすかった。平日でも多くの小中学校の生徒が見学に訪れている。国と国との交流も頻繁に行われ、専門分野での交流も行われている。
  日本は数十年間で省エネ・環境保全と経済発展のモデル構築を成し遂げ、現在もその努力を続け、しかもその経験を自ら進んで他国にも分け与えようとしている。視察において、業界の一員として日本の同業者の職業精神に感銘し、豊かな経験と時代の先端を行くエコ意識および進んだテクノロジーを肌で感じた。一日も早く追いつき、我が国および我が地球の環境保全に貢献したいと考える。


Q1:
(1)日本は専門分野において、先を進んでおり、我々も見習うべきところがたくさんある。専門分野では、中日双方は科学技術、マネジメントなどでの交流をもっと深めるべきだと感じた。双方にはお互い見習うべき長所がたくさんあるからだ。
(2)視察において、私は、日本人と中国人とでは、物の考え方に大いに違いがあると感じた。両国は外部条件と文化、歴史の違いにより、相互に理解し合い、小異を残して大同を求め、共に勝ち組を目指すべきである。地理的関係では、日本との交流は西側先進国よりも文化と人種の差異も少なく、地の利があり、現在の中国にとって、日本との交流は中国の発展に大いに手助けになると思う。

Q2:
  両国関係は経済の交流と発展により、小さなトラブルを繰り返しながらも大きな発展を成し遂げていくと思う。いざこざは雑音であって、将来へ目を向けた発展はメロディーである。


Q1:
  日本は環境保全において悲痛な教訓を経験した後、国を挙げて並々ならぬ努力をし、これだけ大きな成果を収めるのは容易なことではなかったと思う。中国は高度成長の真只中にあり、環境と開発をともに進めなければならず、また両者とも基準と目標を達成してはじめて歴史の検証に耐えうるものとなる。国を挙げて問題の深刻さと重大性を認識し、中国の国情に合わせて目標を明確にし、必ずや経済の高度成長と共に環境保全も着実に推し進めることで、次の世代が裕福な生活を送りながら、澄み切った青空と青々とした海とも仲良く付き合うことができるだろう。


Q1:
(1)仕事に対する日本人の真面目さと繊細な心持ちは、日本の経済発展の原動力であるように思う。その真面目さにしろ、綺麗な環境にしろ、中国とは大きな開きがあり、私たちがよくよく学ぶべきところである。
(2)低炭素化と省エネ・環境保全における日本人の理念と実践は、私達が鑑みるべきものであり、環境整備の技術と環境保全の意識の浸透は、私たちが見習うべき貴重なテーマである。
(3)環境保全と経済とのバランスの取れた発展は、両国が共に直面する課題であるように思う。

Q2:
(1)言葉の障害は交流の妨げとなった。
(2)視察団は規模を抑え、専門分野を細分化し、参加者一人ひとりに興味を持ってもらうことが大事だと思った。
(3)日本の飲食文化は時代の流れに合致するものであり、中国で広げることを提案する。


Q1:
  日本人は環境保全の意識が高く、政府、企業、市民が共同で参画し、環境保全管理メカニズムの革新と技術創造の有機的な融合を実現した。また、環境保全と経済発展の調和点を見出した。これは日本の長所であり、中国はこれを見習うべきところである。

Q2:
  環境と省エネの視察は深い印象を残してくれたが、日本の国民性にも驚かされたところがあった。環境と省エネは窓口の一つに過ぎず、これを通して日本国民の危機意識、勤勉さ、親切で心優しい国民性に触れたように思う。


Q1:
  高度工業化により環境が酷く汚染されることは、多くの先進国が工業化の初期過程において共に経験した問題であり、日本政府と国民は事態の重大性を認識し、早い段階から整備と改善に取り掛かり、著しい成果を収めた。中国政府や関係部門は、省エネと環境保全の仕事にもっと力を入れ、汚染してからこれを整備するという前轍を踏まないようにすべきである。このほか、重点企業の社会的責任をもっと問いただし、汚染の特に酷い企業や産業に対して監督と管理を強化し、また一般市民に対しても指導と教育を徹底すべきだと思う。

Q2:
  仕事に対する日本人の真面目な心持ちと最善を尽くすクリエイター精神を見習わなければならないと思った。

Q1:
  日本は省エネ・環境面においてはしっかりやっているように思った。政府部門が法律の制定やシステム作りなど多種多様な仕事をしているだけでなく、国民一人ひとりの意識にも深く浸透し、さらにこれを推し進めるための土台作りができている。これは企業やNGOおよび国民が全員参画し、日常の生活習慣や企業経営の方向転換などに省エネと環境という措置をしっかり取り入れたおかげで、大きな成果を挙げたと考えられる。もちろん、科学技術のバックアップが重要な役割を果たしていることも無視できない要素である。

Q2:
  今回視察した主な内容以外にも、日本は工業化のプロセスにおいて、資源の制約を克服し、長足の進歩を遂げて世界の経済大国になったのは、その発展の戦略と開発モデルが非常に正しかったためだと感じた。特に日本人は勉強熱心で、先進国の最先端について研究し、尚且つ、これを実践し、最終的に「世界をリードする」ことに至ったのは、創造が経済の発展を推し進めるという正確な道を選んだからだと思う。この点について、とりわけ中国にとって見習うべきところだと考える。


Q1:
  日本の省エネ・環境産業が進んでおり、政策の管理や実行も合理的で、世界の産業政策や環境の現状分析も完全かつ徹底されているものと思われる。政府の実行力と重視のほどは並々ならぬものがあり、具体的な行動まで着実に推し進め、実行可能な措置を持って、産学官の連携で常に技術で世界をリードするという役割を果たしてきた。
  国民の省エネ・環境意識は私の予想を超えており、環境意識がこんなに強く、国民全体の習慣と共通の願望になっているとは、まったく想像を超えたものだった。

Q2:
東京から山口県まで一路見学してきたが、日本という国の自然と都市環境は中国よりずっと優れていることを実感した。まず、緑地面積が広く、住宅の前庭や後庭は整然とされ、道路の標識もはっきりしているし、完全かつ有効なものであった。また、ハイテク技術や進んだ工業技術を多く取り入れていることが分かる。自動車の排気ガス規制が厳しく、車両と通行人が交通ルールを守り、安全意識がとても高いように思えた。進んだ工業技術は省エネ・環境保全の後ろ盾であり、科学技術の開発においては絶えず試行錯誤し、また研究を押し進めることによって、新しい技術と応用領域を多く誕生させている。日本はアジアおよび世界の環境保全と省エネにより多く経験と技術の交流をし、またそのための提案をして世界のためにもっと貢献をしてほしいと期待している。


Q1:
(1)国家戦略
環境立国の戦略、環境と発展をバランスよく押し進めている。人口密度が中国より高いが、開発と生態環境の保全とを両立させることができることを立証した。
(2)政府職責
政府は公的職責を果たし、公的責任を真に果たしている。例えば、エコタウン、政策の戦略性と先見性があり、環境産業の技術はリードしており、技術移転と輸出も可能になる。
(3)国民意識
環境の意識が一人ひとりに浸透し、節約と勤勉、職業精神とともに国民生活のさまざまな場面に溶け込み、飲食、住宅、自動車排気ガスの軽減、ゴミの分別回収システム、使い捨てでない物に関してはリサイクルして再利用している。日本人は本当に無駄をせず、また贅沢もしないもので、我々と比べたらその差は余りあるものが見られた。


Q1:
(1)日本は省エネ・環境保全において、工業化のプロセスのおかげで早い段階からスタートした。法整備は健全で、政府主導の力が強く、国民の意識にも深く浸透し、持続発展を可能にする好循環の道が開かれている。我が国は工業化の中期段階にあり、日本の経験は大いに参考の価値がある。
(2)日本は科学技術を上手く活用し、とりわけ新しいエネルギーの開発と利用において鑑みとするところが大きい。
(3)国土、エネルギーおよびその他の戦略資源の集約、節約と合理的利用において鑑みる価値がある。

Q2:
(1)日本の都市公共サービスは機能が健全で、我々が新型都市化推進の過程で大いに参考とするべきところがある。
(2)日本の都市部と農村部の発展水準、所得水準、生活の品質においては差別が小さく、我々が都市農村一体化推進のプロセスにおいて参考に値するところがある。
(3)日本人は秩序を守り、素質が高く、また礼儀正しい。精神文明を推進しようとしている我々はこれを学ぶべきだと思う。


Q1:
  日本がかつて経験した汚染あっての整備復興という前轍を我が国は踏んでいる途中にある。経済の高度成長期に経験する環境汚染の問題は焦眉の急であり、立ち向かわなければならない。今回の訪日で目にした新エネルギー産業の発展や省エネ・環境分野の新しい技術などについては、中国の発展から見て、単純に技術のみを取って見た場合、その差はさほど大きくはない。一部分野での応用はむしろ我が国の方が優れているかも知れない。しかし、エコロジーという雰囲気や政策メカニズムの策定、循環型経済の計画とその応用においては、我が国はあまりにも立ち遅れている。我々は引き続き弛まぬ努力をしなければならない。

Q2:

(1)受け入れ側の善意と行き届いたスケジュールは深く印象に残り、これまで見た中でも最も良く、最も用意周到な受け入れ態勢であった。
(2)日本人の礼儀正しさ(送迎など非常に規則正しいものだった)。
(3)環境という概念は人々に浸透し、国民一人ひとりが身をもってこの理念を実践している。
(4)環境が幽雅で美しい。

 
   


 
 
業務・財務に関する資料 プライバシーポリシー お問い合わせ