平成23年度中国青年代表団第2陣が来日 416名が各分野で交流
「21世紀東アジア青少年大交流計画(日中21世紀交流授業)」の一環として、8月24日から8月31日まで平成23年度中国青年代表団第2陣(総団長=羅梅・中国共産主義青年団中央書記処書記)が来日した。一行は青年指導者76名、公務員58名、経済38名、医療・衛生34名、メディア34名、大学生村官と青年ボランティア70名、科学技術34名、省エネ・環境保護35名、文化芸術37名で構成された計416名。同団の派遣は中華全国青年連合会、受け入れは当財団が担当し、各分団はそれぞれ他団体に実施を委託した。 東京滞在中の8月25日夕方には、代表団の歓迎レセプションを開催。菊田真紀子・外務大臣政務官、湯本淵・中華人民共和国駐日本国大使館公使参事官をはじめ、国会議員など多くの来賓、受入団体関係者が出席し、賑やかに行われた。また、早稲田大学よさこいチーム東京花火が、よさこいを披露。力強く華やかな演舞は一同を魅了した。代表団からは、歌やチベット舞踊など3演目が披露され、会場を大いに盛り上げた。 その後、各分団は東京及び北海道、山形、栃木、神奈川、長野、岐阜、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、島根で視察・交流に参加。それぞれ分団のテーマに沿ったセミナーや日本青年との交流会等を通し、日本理解を深めた。 8月30日に東京で行われた全分団合同の歓送報告会には、文徳盛・中華人民共和国駐日本国大使館参事官らが出席。各分団から集められた日本滞在中の交流写真を纏めたスライドショーを上映し、また団員の代表が活動の成果を報告、パフォーマンスも披露し、盛会のうちに訪日を締めくくった。 大きな病気や怪我をする団員もなく、代表団一行は8日間の日程を終え、8月31日全員無事に帰国した。本事業の実施にご協力いただいた外務省、中国大使館、受入関係機関等の皆様に厚く御礼申し上げたい。 (総合交流部)